こんにちは!
奈良県生駒市を拠点に日本全国で社寺工事を手掛ける有限会社桑平工業です。
また、官公庁をはじめ戸建て・マンション・ビル・商業施設を対象とするとび一式工事のほか、建築一式工事、宅地造成などの土木一式工事にも対応しています。
入母屋屋根という形をした屋根が、お寺の屋根に多く用いられています。
今回は、「入母屋屋根ってどんな屋根?」をテーマにお話ししたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
入母屋屋根とは?
上部と下部の二層構造から成り立つ、三角屋根の一種です。
入母屋の上の部分には切妻(きりづま)、下部には、寄棟(よせむね)が使われています。
主に日本をはじめとした東アジア諸国の伝統的な屋根で、日本ではお城やお寺に多く使われている格式の高い形状です。
入母屋屋根は、切妻造りと寄棟造り、双方の長所を兼ね備えています。
また一般的に、入母屋屋根は入母屋造りと呼ばれています。
昔は、この入母屋造りに屋根裏部屋を設け、養蚕や煙出しに利用していたこともありました。
入母屋屋根のメリットとは?
瓦が美しい
入母屋屋根には、瓦の形や並び方が美しいというメリットがあります。
入母屋屋根に使用される瓦は、全体的に変化に富んだ形をしており、重層的な構造になっています。
そのため、瓦を並べたときに、まるで川や海で見る波のような外見を呈します。
また、日本の景観と非常に調和がとれます。
変化に富んだ屋根に瓦をびっしり敷き詰めることで、とても美しく仕上がります。
通気性が高い
日本は高温多湿です。
入母屋屋根は高い部分と低い部分が混在しているため、広大な屋根裏を使って空気を対流させることができます。
構造が丈夫
非常にしっかりとした構造であるため、多少の雨風では動じません。
特に耐風性が高く、あらゆる方角からの強風にもびくともしません。
また、断熱性にも優れているため、空間を快適に保つことができます。
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