こんにちは!
奈良県生駒市を拠点に日本全国で社寺工事を手掛ける有限会社桑平工業です。
また、官公庁をはじめ戸建て・マンション・ビル・商業施設を対象とするとび一式工事のほか、建築一式工事、宅地造成などの土木一式工事にも対応しています。
社寺建築とは、神社と寺院の建築様式の総称です。
そして、日本の伝統建築でもあります。
日本で進化した独特の様式美を持つ、神社建築と寺院建築は、一見よく似ているものの、それぞれの美しさ、特長を持っています。
今回は、「カンタン解説!寺院と神社の建築の進化」をテーマにお話ししたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

寺院建築における進化とは?


寺院建築では、時代別の建築様式として、和様(わよう)、大仏様(だいぶつよう)・禅宗様(ぜんしゅうよう)、新和様(しんわよう)、三つの代表的な様式があります。

和様(わよう)

寺院建築は6世紀に中国大陸から伝わりました。
それが、平安時代の頃を境として、四季や地震など日本の気候風土にあわせて進化した様式です。

大仏様(だいぶつよう)・禅宗様(ぜんしゅうよう)

鎌倉時代、重源が中国(宋)から新たな建築技術として持ち込んだ大仏様(天竺様)と、栄西によって禅宗とともに禅宗様(唐様)が広がります。
「貫(ぬき)」を多用した建物の堅牢化が特徴の一つです。
その後の社寺建築にも大きな影響を与えた建築様式です。
大仏様と禅宗様は、築かれた時代が近く、共通点も多いため、一般的に併記されます。

新和様(しんわよう)

大仏様や禅宗様は、平安時代以降の本来の和様に大きな影響を与えました。
それによって変化した和様を新和様と総称しています。

神社建築における進化とは?

神社建築では、神明造り(しんめいづくり)、大社造り(たいしゃづくり)、権現造り(ごんげんづくり)という三つの代表的な様式があります。
また、「流造り」「春日造り」などの様式があります。

神明造り(しんめいづくり)

穀物を保管する高床式倉庫から発展した建築様式だと考えられています。
神明造りの代表的なものとして、伊勢神宮が挙げられます。
屋根は「切妻」の茅葺または檜皮葺で、出入り口は「平入り」であることが特徴です。
また、柱を地中に埋める掘立式で、棟持柱であることも特徴です。

大社造り(たいしゃづくり)

祭祀の場に使われていた宮殿が原型とされています。
弥生時代の遺構と建築様式に類似点が見て取れることから、日本最古の建築様式であるといわれています。
大社造りの代表的なものとして、出雲大社が挙げられます。
優麗な外観形状と優美な曲線を描く屋根が特長です。

権現造り(ごんげんづくり)

仏教建築の影響を受けた、「石の間」をあいだに設け、本殿と拝殿の2棟を一体化した建築様式です。
久能山東照宮・日光東照宮が祀る東照大権現(徳川家康)が発祥とされています。

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