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奈良県生駒市を拠点に日本全国で社寺工事を手掛ける有限会社桑平工業です。
また、官公庁をはじめ戸建て・マンション・ビル・商業施設を対象とするとび一式工事のほか、建築一式工事、宅地造成などの土木一式工事にも対応しています。
社寺建築では、どのような材木がどのように使用されているのでしょうか。
今回は、「豆知識!社寺建築に使用される材木」をテーマにお話ししたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

社寺建築に使われる材木の種類


社寺建築に用いられる国内産の木材として、主にケヤキ、ヒノキ、松、杉、栗、ヒバなどが挙げられます。
また、外国産の木材は供給量が多いため、比較的安価で、かつ一棟分の木材をそろえやすいことから多く使用されています。
よく使用されている外国産の木材が、アメリカ産の米松やカナダ産の米ヒバなどです。
ひと昔前には、国内産のヒノキが不足したため、社寺建築に台湾産のヒノキがよく用いられていました。
目が細かく節のない良質な材料でしたが、日本で大量に使われた結果、価格の高騰や乱伐のため、台湾からの輸入が禁止されました。
また、ラオス産のヒノキが用いられた時期もありましたが、同様の理由から市場に出ることがなくなりました。
最近では、南洋材も用いられるようになっています。
もともと外国産の木材は、国内産の木材に比べて、供給量が多く安価でした。
そのため、外国産の木材が盛んに使用されてきました。
しかし近年では、国内産木材の品質が見直され、再び流通するようになりました。
このような市場の遷り変わりは繰り返し起きています。
最近の傾向では、国内産の木材が比較的安価で入手することが可能です。
このように材木には、さまざまな種類があります。
国内産の木材はもちろん、海外からの輸入された材木によって、日本の社寺が建てられています。

節があるかないか

木造建築においては、木材を選ぶときには、節があるかないかに注目します。
それは、社寺建築に限りません。
節の少ない木材は高級品として扱われます。
その中でも全く節のない「無節」は、最高級品です。
次に高級とされるのが、小さな節が2~3個の「上小節」です。
小さな節が散見される「小節」も比較的良いとされています。
それ以上に節があるものは、「特一等材」や「一等材」と呼ばれ、比較にならないほど安くなります。
節の多い材木は、野物材として小屋裏や床下などの見えない場所に使われます。

「芯持ち」と「芯去り」

芯持ちとは、木を輪切りにした時に中心にある芯の部分が木材に入っているものをいいます。
芯去りとは、芯を避けて切り出したもので、芯を避けるため、希少部位と言える高級品です。
木目の美しさは、芯持ちよりも芯去りが勝りますが、芯去りよりも芯持ちのほうが強度に優れています。
ただし、どちらが良いということではありません。
それぞれの長所を活かし、異なった用い方をします。
芯持ちは、強度を活かして、負荷がかかる柱や梁などの構造材として使われます。
芯去りは、美しい木目を活かして、室内の敷居や鴨井、長押などの造作材として使われます。

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